イソフラボンは2型糖尿病に効果あり?
大豆をもっと食べましょう、大豆製品を食卓にのせましょうなどと言われる理由には、それなりの理由があります。
大豆に含まれているイソフラボンという成分に、私たちの健康や美容に良い働きが数多くあり、そう言った理由から大豆食品を食べるように勧められているのです。
糖尿病は、今や国民病の一つとも言われているほど、数多くの患者やその予備軍がいると言われています。
厚生労働省の平成26年の「患者調査」によると、糖尿病患者は把握しているだけでもなんと316万6,000人もいるとのこと。
糖尿病は、50歳に入ると増加すると言われています。
男女を比較してみると男性の方に患者が多く、70歳以上の男性を見ると4~5人に1人が糖尿病を患っていることになります。
糖尿病が怖い理由は色々ありますが、合併症が怖いのも理由です。
手足のしびれをはじめ、腎臓が悪くなり透析が必要になったり、途中失明する恐れもあります。
この他にも、色々な合併症があると言われています。
イソフラボンは、「2型糖尿病」に効果があると期待されています。
2型糖尿病とは、所謂生活習慣に何らかの問題があって引き起こされる糖尿病のことで、摂取カロリーオーバーや運動不足、肥満、ストレスなどが原因になります。
イソフラボンが、この2型糖尿病の改善に効果があると期待されるに至ったのは、厚生労働省の研究の結果によって証明されたことが理由です。
この研究結果は、肥満の女性や閉経した女性で大豆食品を食べている人についてのみ見られた傾向ではあるものの、2型糖尿病の発症リスクは下がったとのことです。
2型糖尿病は、最初自覚症状が全くないのも怖いところです。
その為放置されてしまうことも多く、何らかの合併症を起こして初めて気が付く方もいらっしゃいます。
是非、大豆や大豆食品を食卓にあげるようにしたいものです。
イソフラボンには良い働きがたくさんありますので、積極的に食べて健康的な生活を送りたいものです。